下の親知らずは、難抜歯になる事が・・・多い!
先々週、突然、京都から電話が・・・
話を聞くと、今年初めに京都の歯科医院で親知らずの抜歯をしたところ・・・
・・・3時間かけても抜けなかったそうです。
その抜歯途中の歯を抜いて欲しいという、患者様から依頼の電話でした。
本人は、3時間も掛って抜けなかった事で、とても恐怖感を持ってて・・・
・・・3時間も口を開いてれば、無理もありません!誰だってそうなります
その後、大きな病院を紹介され、行ってみたら全身麻酔で抜歯をすると言われ・・・
怖くなってネットで調べ探して、深江歯科に電話したらしいのですが・・・
かなり思い込んだ様子でした。
実は、つい最近、これと全く同じ状況の患者様が、飯塚から・・・
「大学で全身麻酔を使って、2時間掛ります」と言われ、「何とかして欲しい」と来院!
結局この患者様は、局所麻酔下で30分の抜歯で終わり・・・
「先生のところへ来てよかった!」と言って帰っていきました。
そして京都の患者様も、先週金曜日に来院し・・・
レントゲンとCTを撮って、今の状態をよく説明した結果、抜歯することに・・・
完全水平埋伏智歯の抜歯途中なので・・・案の定、大変でした
抜歯途中で一度止めてますから、組織癒着が激しく・・・
おまけに、歯の方向が分からないくらい傷だらけで・・・
一度、人が作った料理の味付けをやり直すようなもので・・・難しい抜歯でした
30分後に抜けた瞬間、「抜けましたよー!」と声を掛けると・・・
よほど心細かったんですねー!ワァーと声を出して泣き始め・・・
その後、心の底から「福岡まで来てよかったー」と言ってくれました。
歯医者になって良かったと思える瞬間でした
医者の診断力の大切さが、改めて良く分かりました。
そして自分の技術、能力をきちんと知ること!
自分で出来ない事は、できる先生にお願いする勇気も必要です。
そうでないと迷惑するのは、患者様です。
今回のことは、僕にとってもいい教訓になりました。
「人の振り見て、我が振り直せ!」ですね
<博多駅から徒歩3分の深江歯科より>
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