- インプラント治療をして身体に影響はないのですか?
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全く影響はありません。
インプラントに使われる金属(チタン)は世界中でも最もアレルギーの起こりにくい金属と言われています。骨と結合する性質があり、重度の骨折を支えるためにも使われる金属ですので安全性は極めて高いといえます。
- インプラント治療を行うのに痛みはありますか?
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ほとんど痛みはありません。
インプラント手術は、麻酔をかけたうえで行いますので、術中は痛みはありませんが、術後2~3日は抜歯と同じ程度の痛みや腫れは人によってあります。
- インプラント治療の途中でも仮歯は装着できますか?
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仮歯は手術当日から装着できます。
しかし埋入した部位に過度の刺激を与えるのを避けるために、目立たない部位は抜糸してから二週間程度経過したあとで装着することをおすすめします。
- インプラント治療期間中に食事は問題なくできますか?
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手術した後、通常は4~5日程度は、なるべく固いものは避けることをお勧めしています。
抜糸をしてから歯肉の状態が安定してきたら問題なくお食事いただけます。
- インプラントはどの程度、持ちますか?
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インプラント自体はチタンという金属製なので半永久的に機能します。
しかし、メンテナンスがしっかりできていないとインプラント周囲の骨が痩せてきて動いてしまいます。長く機能させるためにも、メンテナンスが重要です。
- インプラント治療に年齢制限はありますか?
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年齢の上限はありません。
また、骨の成長がほぼ完了すると言われている18歳以上であれば、条件さえ整えば、どなたでもインプラント治療を受けられます。
- インプラントのメンテナンスはどうするのでしょうか?
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基本的には、天然歯と同じです。家庭内では毎日の歯みがきが大事です。
歯と歯の間を掃除するデンタルフロスや歯間ブラシを用いるとより効果的です。また、歯科医師による定期健診も重要です。インプラントには神経が通っていませんので異常を発見することが天然の歯よりも遅れがちです。6ヵ月ごとの定期検診を受けることをおすすめします。
- 歯が一本もなくてもインプラント治療はできますか?
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もちろん可能です。
歯がすべて抜けてしまって、一本もなくてもインプラント治療は可能です。肝心なことは、顎の骨がインプラント治療をできる状態(顎の骨の量がある)かどうかなのです。
- タバコを吸うことは、インプラントに影響しますか?
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喫煙者のインプラントの成功率は、非喫煙者に比べると明らかに下がると言われています。
また、歯周病になりやすくなるとも言われています。長い期間維持するのも大事なことですので、治療期間中、治療後も禁煙していただくことをお勧めします。
- インプラントの手術の時には入院が必要ですか?
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通常は入院の必要はありません。
埋入する本数にもよりますが、特別な場合を除けば入院の必要はありません。通常インプラント手術は日帰り手術で行うのが普通です。
- 高血圧でもインプラント治療はできますか?
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高血圧でもインプラントは可能です。
しかし、インプラントには手術が伴うので、注意が必要です。通常、高血圧の患者様のインプラント治療の際は、内科主治医の許可を得て行い、緊急の事態でもすぐに対処できる体制を整えておく必要があります。
- 歯並びが悪くてもインプラント治療はできますか?
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もちろん可能です。
ですが、あまりにも歯並びが悪いと、インプラント後に長持ちしないことが考えられるので、歯列矯正を終えた後のインプラント治療をおすすめする場合もございます。
- インプラントのトラブルとしてどのような事がありますか?
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主に3つのトラブルがあげられます。
インプラントのネジがゆるんでしまう、歯周病にかかる、かぶせものが破損する等のトラブルが主にあげらます。問題が生じたら、すぐに歯科医に相談すべきですが、日頃のブラッシングや咬合調整などのメンテナンスも重要です。
- 新しい歯は、私自身の他の歯と同じように見えるのですか?
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同じように見えると言えます。
最近では審美性に優れた素材も沢山でてきているので、その違いは、歯科医師でないと判断がつかないとも言えるくらい自然になってきています。
- インプラントが壊れることはありますか?
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自然の歯でも欠けてしまうことがあるように、条件次第では壊れてしまうことがあります。
しかし、強度の高いものが一般的になっているので、簡単に壊れることはありません。万が一壊れたとしても、作り直しは可能です。
- 虫歯を放置していたら痛みと違和感が出てきたのですが?
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歯の状態を放置したことによって、歯髄が感染を起こして炎症が歯根に波及し、歯の神経が感染を起こして炎症が歯の根に波及した状態です。
歯の神経を取る処置によって、歯の根の先にある炎症に薬剤を到達させる処置で対応出来る場合と歯を残す事が出来ずに抜歯に至る場合があります。歯を残せる可能性があるうちに受診されることが必要です。
- 歯茎が変色しているのですが?
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歯肉の変色は、単純にメラニン色素の沈着と考えるのが一般的です。
特に、病的な現象ではありませんがメラニン除去の処置をすることで元のピンク色に近付けることが出来ます。気になる方はご相談ください。
- 服用している薬があるのですが初診の段階で伝えるべきでしょうか?
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服用している薬等については、投薬処置が必要な場合、薬剤禁忌の可能性があるので詳細に伝えていただくのが原則です。
服薬中止が必要になるかどうかは処置内容によりますが、通常の虫歯治療で必要になる事はありません。
- 銀歯の虫歯は抜歯になりますか?
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虫歯の大きさにもよりますが、いきなり抜歯になることは稀です。
虫歯が神経までいっていれば、神経を取る処置が必要です。すでに、神経の処置をしている歯に関しては痛みを知覚しにくいため、銀歯の中で大きな虫歯になっているケースがありますが、歯の根の方まで虫歯が進行していれば、やむを得ず抜歯する事があります。
- 虫歯だとしたら神経はとらなくてはいけませんか?
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虫歯の進行程度、どの程度神経に近い部位にまで進行しているかによって、神経を取る必要があるのかどうかが判断出来ます。
レントゲン撮影によって、虫歯の進行状態はある程度は判断出来ますので神経を取る治療が必要かどうかは一度受診されることが必要です。
- 予約をしないでも見てもらえますか?
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基本的には予約制ですが、急なお痛みなどの緊急時には対応致します。
予約のお客様が優先になってしまいますが、できるだけお待たせしないように努めます。また、ご来院前にお電話を頂けると待ち時間の少ない時間帯をお知らせすることができます。
- 入れ歯が割れたら?
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入れ歯は修理することができます。
しかし、修理した部分は強度が落ちます。また、入れ歯が割れた原因をしっかりと突き止めないと修理した後にすぐに割れてしまいます。
- 入れ歯は作ったら治療はおしまい?
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ほとんどの患者さんは、入れ歯を製作したら治療が終了と考えられています。
しかし、入れ歯も定期的にチェックすることが必要です。材質によってはすり減りやすく、いつの間にか咬み合わせが低くなっている事もありますし、歯肉は年月と共に変化しますので、こまめに来院し、その時の歯肉や歯に合わせる必要があります。
- 入れ歯の洗い方を教えてください
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入れ歯専用の歯ブラシで歯ブラシで磨きますが、誤って落として入れ歯が欠けたり、流しに流してしまわないように、洗面器などに水を張って、その容器の上で洗うようにしましょう。
その際、熱いお湯は使わないようにして下さい。熱で、入れ歯(義歯)が変形する恐れがあります。自分の歯がある場合は、柔らかめの歯ブラシで磨いてください。歯磨剤は使わないでください。キズになり汚れが付きやすく衛生的ではありません。
- ホワイトニングで歯をきれいにするのに年齢は関係ありますか?
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基本的にはありません。
しかしながら加齢によって変色してしまった歯を白くするには限界がある場合がありますので、ご相談下さい。
- ホワイトニングは、保険はきくのでしょうか?
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基本的に、歯のホワイトニングを歯科医院で受ける場合は保険の適応はありません。
- 歯石を取ってもらいたいのですが、すぐに取ってもらえますか?また料金はいくらぐらいかかりますか?
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はじめに診査・検査が必要になりますが、一般的に初診時に歯石をおとりすることができます。
料金は3000円前後になります。通院回数は軽度のものなら2回位です。
- 医療費控除とはどういうものですか?
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保険が適応されない審美歯科の医療にかかる費用は、決して安価ではありません。
矯正歯科や審美歯科をご検討される際に医療費控除は患者さんにとってメリットとなることがあります。詳しくは当院にお越しの際にご相談頂ければご説明致します。
本人や家族の病気、ケガに支払った医療費の一部は、税金の確定申告の際に「医療費控除」として所得から差し引くことが可能です。その計算方法は次のようになります。
医療費控除額(最高200万円)=(1月から12月までに支払った医療費総額-保険金などで補填される額-10万円(所得の合計が200万円までの人は所得合計額の5%)