もっと消毒、滅菌を・・・!
政府の号令一下、一斉に日本中で外出の自粛が始まりました。
日本人らしいですね
今週は、月曜日から車は少なく、外を歩いてる人の数が圧倒的に減っています。
深江歯科から見える、出勤の人波が半分以下になり・・観光客らしき姿もまばらになりました。
人間とは不思議なもので・・こうなってくると集団心理で多数派の方へ流れ・・・
今まで、元気いっぱい動いてた人まで・・自粛を始め・・・
これが経済に大きな影響を与え・・敷いては不況へと・・政府が一番心配してるシナリオです。
深江歯科の患者様の動向も面白くて・・・
県外など遠くから来てる患者様の中には、「コロナが怖いから博多には行きたくない」と・・・
キャンセルしてくる人がいるかと思えば・・・
「コロナで飲み会が中止になったので、この機会にインプラントオペをやりたい!」とか・・・
「テレワークになったので、今なら腫れてもいいから親知らずを抜きたい!」などと来院する人もいます。
今、患者様が気にしてるのは、何といっても院内感染!
そこで皆さんに心配を掛けないように、深江歯科の現場状況を書いてみます。
もともと、深江歯科では感染防止のために、毎朝徹底した掃除、消毒をしています。
室内はクロルヘキシジンで、徹底的に拭き掃除をし・・・
人の手が触れるような場所は、さらに消毒用エタノールを使います。
スタッフには、一人一人に携帯用エタノールを渡し、使用してもらっています。
・・・手が荒れると不評ですが・・そんな事は言ってられない!
一番気になるのは、治療器具や切削器具はどうか?!だと思いますが・・・
これは、開業当初から、徹底した滅菌を行っています。
未だに薬液消毒しただけで、器具を使い回す医院が多く・・・
働いてる衛生士が「汚いから自院で治療したくない!」と、笑い話みたいな現状があり・・
1人の歯科医としては・・ちょっと情けない!
当院では、患者様に触る物は、全て完全滅菌か、使い捨て!が原則で・・・
高価だろうが傷みやすかろうが、2台のオートクレーブ滅菌器で、完全滅菌します
歯科では、何故いつまで経っても完全滅菌が出来ないのでしょうか?
答えは簡単で・・コストが掛かるから!
例えば、当院ではタービンという切削器具が、40本近くあり・・一人一人滅菌しますが・・
通常4~5本の医院が多く・・完全滅菌すると時間が掛かかり、間に合わない!
その上、高温高圧で滅菌するため痛みが速く・・修理コストが・・・
実際、当院でも毎年100万以上のタービン修理費が掛かっています
タービン自体も、1本10万円近くなので・・完全滅菌にはコストが掛かります。
だからと言って、今の現状は良くない・・制度改革が必要です。
・・もうそろそろ、政府も歯科医も、目を覚ますべきです。
<博多駅から徒歩3分の深江歯科より>
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