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欧米と日本、コロナ感染の違い!
院長コメント

欧米と日本、コロナ感染の違い!

GO Toや気温の変化、気のゆるみもあって、コロナ感染者が徐々に増え始めました。

それでもアメリカの1日12万人、フランス6万人、イギリス5万人、イタリア4万人に比べれば・・

1日1500人という数字は、明らかに小さい

 

日本人は、コロナとの共存方法を、徐々に会得しつつあるのかも・・・

国民に強制できない日本が、感染を避けつつ・・経済を動かす難題に取り組んでいます。

 

本格的な流行は寒くなるこれから!・・まだまだ試行錯誤は続きます

日本は南北に長い国・・寒さの移り変わりに、地域間の時差が・・・

そのお陰で、北海道を参考に、他府県はコロナ対策することが出来ます。

 

それにしても欧州の急速な感染増をみてると・・・

日本やアジア諸国とは明らかに何かが違ってるのでは?と思えます。

そのファクターXを求めて、世界中で統計をだしたり、遺伝子レベルの研究が行われています。

 

統計上は、アジアやアフリカより欧米の方が、明らかに重症者、死亡者が多いので・・・

白人が重症化しやすいのでは!?と考えるのも分かりますが・・・

アメリカの国内だけの統計では、逆に黒人やヒスパニックの方が重症化しています。

 

ただアメリカの場合、人種による遺伝子レベルの原因ではなく・・・

単に、黒人やヒスパニックに貧困層が多く、病院を受診できない・・いわゆる社会問題です

日本のような皆保険制度ではないので・・貧困層は、殆ど病院へは行けません

 

同じ多民族国家でも・・イギリスでは、国民全体に最低限の医療が保証され・・・

統計上では、白人と黒人の重症化率には、アメリカほどの違いはありません

 

このように、色んな観点から各国のコロナ感染を見ていくと・・・

結局、予防がしっかり出来てる国ほど感染が少なく・・・

医療体制が整って、気軽に受診できる国ほど重症化しにくい!という当たり前の答えに行き着きます

 

アメリカの場合、世界最高の先進医療体制は、整っていますが・・・

国民の50%にそれを利用する保険や経済力がなく気軽に受信できません

その上、マスクや手洗いをせず・・3密を気にしない!国民が多いので・・

世界一の先進大国なのに・・世界一の感染大国である事がうなずけます

 

先月「マスクが大きな防疫対策になっている」という東大の実証実験がありました。

2人の会話で、一方だけがマスク着用の場合、約50%のウイルスしか防御できませんが・・

両方が着用してれば、80%以上のコロナウイルスをブロックできる。

 

80%防御できれば・・残りは体の免疫力で何とかなります。

ただし、ここで注意が必要なのは、夏場は1日で死滅してたウイルスですが・・

寒くなると10日前後は生き延び蓄積、繁殖するという事実!

 

汚い手や髪、服のまま過ごすのは、冬場は危険度がぐっと上がります

寒く、乾燥した気候では・・こまめな手洗い消毒や、シャワー、着替えを心掛けましょう