がん治療で、口の中が変わってしまう!
昔からの患者様が、初期の悪性腫瘍に罹ってしまい・・・
・・放射線治療と化学療法を受けてたんですが・・・久しぶりに来院!
元気になったて良かったんですが・・・口の中を診て、びっくり!
あんなに、きれいに治療が終わってたはずなのに・・・
全体が虫歯だらけになってて、しかも虫歯の種類が通常のものと明らかに違う!
歯の表面全体に、広い範囲で拡大してて・・・
明らかに、放射線と化学療法による、免疫低下によるものです。
命に別状は無く良かったんですが、長期に渡る免疫低下の影響は大きいですね!
虫歯や歯周病の菌は、口腔内常在菌といって、誰の口の中にも居るんです。
通常、健康な体であれば、免疫機能が働いていて・・・体のガードマンかな・・
虫歯も歯周病も、そんなに簡単には進みません。
でも、放射線や化学療法をやると、ガードマンまでやられてしまい・・
普通、何も悪い事ができないような弱い菌からも、体を守れないんです。
癌の治療ですから、仕方がありませんが、
過去に、僕の患者様で、舌癌の放射線治療で、歯が全部抜けてしまった方が
いました。
免疫って本当に大切です。
<博多駅から徒歩3分の深江歯科より>
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