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昭和時代の僕の休暇ハプニング!
院長雑談

昭和時代の僕の休暇ハプニング!

サッカー日本代表が、大変な活躍でしたね

最後は、粘り負けしましたが・・僕のような素人が観ても、面白い4試合でした

弱者が戦略とチームワークで、巨人を倒す姿には感動すら覚えました。

何より、一人一人の必死な姿が、国民の心を揺さぶりました

 

当院でも朝からスタッフが、「ねー、観た?凄いねー!」

「ジャガーポーズ可愛い」とか「碧くんカッコいいー」と大騒ぎ。

 

現地インタビューでは、「2週間の休暇を取って来たけど、日本が勝ったんで・・

上司にメールで休暇延長願いを出しました」と応えてるサポーターが・・

日本も変わりましたね・・昭和の時代なら「ズーと行ってろ!帰って来るな!」と言われ・・

実際、日本に帰ったら椅子も机もない・・それが社会の常識でした。

 

休暇というと、僕には苦い経験が・・

40年近く前、僕がまだ20代の頃・・勤め先の院長に頼み込んで、2週間の夏休みをもらいました。

この当時としては、常識はずれで異例な長期休暇です。

 

当時、インダス、メソポタミア、エジプト、黄河の4大文明への憧れがあり・・

30歳までの若いうちに、全部回ってみたいと思っていて・・

夏休みを利用して、インド、パキスタン旅行に行くための長期休暇でした。

 

一応、無事に帰国したのですが・・帰国後の検疫で、引っ掛かってしまい

なんと赤痢菌が・・・若い皆さんは知らないでしょうが・・・

僕が高校生の頃までは、田舎では赤痢に罹る学生が、たまに居て・・

赤痢が出ると、クラス全員に保健所の検査が・・その検査が思春期の学生には衝撃的で

 

一人一人保健室に呼ばれ、保健所の職員から「はい、お尻出してー!」と・・

それだけでも恥ずかしいのですが・・「尻を突き出せ!」と怒鳴られ・・

肛門に容赦なくガラス棒をブスリと・・・

職員は淡々としてるものの、こっちの羞恥心はズタズタで

 

しかし自分がそんな目にあった現実より、もっともっとショックだった事が・・

それは、検査を受けるのがクラス全員という事で・・・

密かに心を寄せるクラスのマドンナも、同じ目にあったと思うと

憧れのマドンナでも、自分と同じ人間なんだと・・現実を思い知らされた純粋な少年でした

 

脱線してしまいましたが、帰国後、感染が判明した僕は、すぐ隔離病棟へ

院長からは、「2週間も休んで、帰ってきたと思ったら、また休暇かー」と・・

えらい剣幕で怒鳴られ・・ひたすら反省・・今では笑い話ですが

 

働き蜂と呼ばれた時代は今や昔!・・いまや我々は世界で最も休みが多い国に住んでいます。

それでも労働の質が良ければ、OKなのですが・・労働効率も悪い

世界一優秀だった日本の労働力は今や・・・・日本代表の頑張りを見習いたいですね!

世界経済の場でも心から「ブラボー!」と叫びたいものです