歯周病で寿命が縮む!
自分が歯周病 だと思いますか?
恐らく、50%の人は思わないと応えるのでは・・・
現実は、40歳以上の日本人の80%は歯周病!
これまでは、単に歯周病=歯が抜ける病気!でしたが・・・
最近、恐ろしいくらい色々な病気との繋がりが分かってきました。
随分前から、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病、心内膜炎などとの関係は言われてましたが・・・
最近の研究では、癌・・・特に、肺癌や消化器癌の大きな原因になる事が分かってきました。
これらの疾病の因子になるのは、歯周病 の人の口腔内で大量に増殖した・・歯周病菌
この菌が毛細血管に侵入して体中に移動し、肺炎や肺癌の原因になったり・・・
心臓や脳の血管の中で、血栓の核になって、心筋梗塞や脳梗塞を起こしたり・・・
歯周病が・・・寿命までも左右するようなことに
口の中には、沢山の種類の細菌がいますが・・・
その中にあって歯周病菌は・・・嫌気性菌という種類で・・空気が嫌い
つまり、空気が有る場所では生きていけません
ですから、歯と歯茎の間に潜り込んで、空気に触れないように隠れています。
その菌に食べかすなどの栄養を与えると、もの凄い勢いで増殖し・・・
・・・空気が無い場所で密かに増え続けます。
菌が増えると、歯茎が腫れ毛細血管が脆くなり・・・容易に血管内に細菌が侵入!
健康な歯茎であれば、絶対そんな事は起きません!・・ご心配なく!!
この事は最近やっと分かり始めた事ですが・・・最初に気が付いたのは、ヒポクラテス!
なんと、二千年以上前に・・・
「口腔内に慢性の感染症(虫歯や歯周病)があると全身の健康を害する!」と説いています。
賢人とは凄いですねー!
だから世の賢人達は、生まれた時代によっては、奇人変人扱いに・・・!
最近では、ついに歯周病 とアルツハイマー病の関係が・・・
マウスによる実験段階ではありますが・・・
歯周病の悪化が、アルツハイマー病を進行させるという結果が発表されました
長年、歯科医として働いて感じる事は・・・
80歳になっても健康で、頭の回転が早い患者様は・・・口の中がきれい
歯周病もなく、抜けた歯も少ない傾向にあります
口腔内の健康って、皆さんが思ってるより遥かに大切です!!
<博多駅から徒歩3分の深江歯科より>
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