思ってるより怖い金属の腐食!
先週、被せる金属の害について書きましたが・・・
そもそも口の中というのは、湿度100%、弱酸性で金属が安定な状態でいられる環境ではありません。
皆さんご存知のように純金であれば、そんな悪条件の基でも安定しています。
とても優秀な材料で昔は良く使われ・・長い間、良好な結果が出てるんですが・・・
何しろ現代人には・・・色が嫌われています
笑った時、金がキラッと光るのはちょっと・・?!という人が100%に近い・・・
じゃー銀歯はどうなの?と言うと・・「まだ金より銀の方が・・」と応える人が多いんです!
誰でも1本や2本は銀歯を持ってるので・・見慣れてる?!事が原因のようです
実は、日本は世界一の銀歯消費国なんです。
だから、先進国の人間が日本へ来ると、あまりに多くの日本人が銀歯なのに驚く
日本のような先進国の人間が、まだ銀歯を使ってるのか?!と・・・
たぶん欧米、特にアメリカで生活した経験がある人は気が付いたと思いますが・・・
銀歯が見えるのは、ちょっと恥ずかしい・・どんなに美人でも残念!と言われちゃう!
今、世界的に銀歯が使われなくなってるのには、いくつか理由がありますが・・・
一番大きな理由は、色もですが金属による害!なのです。
今まで分かってなかった害が、実は金属の腐食が原因だと分かり始め・・・
今まで不定愁訴としてかたずけられてた、体がだるい、アレルギー、掌や足裏にでる発疹などは・・
口腔内の金属が原因という事が、解明され始めました。
原因不明だった体の不調が・・実は歯の治療に使用する金属が原因か?!となったとき・・・
今までは日本同様に、たくさん使ってたドイツや北欧は直ぐに止めたんですが・・・
日本は未だに、保険治療の材料には銀歯が使われ・・・
やっと補強材料のコアだけは、メタルフリーの材料が認められ普及し始めました。
今まで補強材は、銀主体の合金だったので被せ物以上に腐食問題が深刻でした。
金属アレルギーも問題になってますが、銀歯を入れて直ぐ発症するのではなく・・・
銀歯が腐食する事によって、体に金属イオンが溜まり個人の許容範囲を超えると・・・
金属アレルギーの症状が出始めます。
花粉症と同じで、口の中に使われてる金属が多いほど、アレルギーを発症し易くなります。
アレルギーになった人の歯茎は、炎症おこしたり白くなったりして・・
歯磨きをすると出血し易くなったり、口内炎が治り難くなったり・・・
銀歯をそのままにしておくと、炎症が治まりませんから骨にも影響がでて・・・
最近では、歯周病 の大きな原因の一つだと言われています。
何より影響が口の中だけに留まらず、全身に炎症が広ることの方が恐ろしい!
原因不明の不定愁訴を発症し・・原因が分からず病院を転々とする人が多いんですが・・・
そんな時、原因は口の中の金属かもしれない?!と思い出して下さい
<博多駅から徒歩3分の深江歯科より>
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