良い総入れ歯作りには、時間が掛かる!
前回は、インプラントについて書きましたが・・・
抜けた歯を補うのは、インプラントばかりではありません・・ブリッジもあれば、入れ歯も
抜けてる本数が多いほど、入れ歯の確率は上がりますが・・・
何本抜けても、インプラントは出来ます・・ただ費用の問題が
そんな時は、インプラントのブリッジや、インプラント固定の総義歯を提案します。
問題は、全く骨が無い無歯顎の患者様で・・・
当然インプラントが難しいだけじゃなく、総入れ歯も難しい難症例になります。
年に何人か、こういう患者様が来院・・どの人も、ひどい入れ歯で・・
長い間、合わない入れ歯で苦しんだり・・入れてない人も・・・
中には、「さあ食事、入れ歯を外して食べましょう」という人も・・!
歯科医としては、恥ずかしい限りです
総義歯という分野は、知識だけじゃなく技術と経験がものを言う分野ですが・・
歯磨きの改善と共に、無歯顎の患者様は減少傾向にあり・・・
歯科医師が、総入れ歯を作る機会は、年々減っています。
そのため、若手の歯科医は総義歯経験が浅く・・・
今や、総義歯は歯科医が最も苦手とする分野に成りつつあります
総義歯作りは、もともと経験を積んだ人でも難しく・・本当に手間暇が掛かる分野で・・
もっと評価されるべき!・・なんですが現実は評価が低く、時間は掛けられない。
・・それが多くの歯科医が、義歯作りから離れてしまう一つの原因になってます
そこで殆どの歯科医は、短時間で作ろうとするから、よけい上手くいかない!
合わない入れ歯を入れてる患者様が、なんと多いことか
先週も、ある患者様の紹介で、超難症例の総義歯の患者様が来院しましが・・
本当に難しいケースで・・相当な手間暇が掛かりました。
今まで「どこへ行っても、断られるか上手くいかないか」ですと・・・
診ると全く合っていない入れ歯で・・10年近く苦しんできたそうです。
患者様には正直に、かなりの難症例で相当な手間がかかるため・・・
満足な総入れ歯を作るのは、保険治療だけでは難しい事を話して・・
納得して頂き、治療を開始しました。
難症例では仮義歯を作り、その仮の入れ歯を使って本義歯の形を取ります。
多い時には、3個の義歯を作るので・・時間が掛かり、患者様も大変です。
良い総義歯を作るには、歯科医の技術と患者様の時間が絶対条件です
<博多駅から徒歩3分の深江歯科より>
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