最先端技術のインプラントか?・・・伝統工芸の入れ歯か?!
今週末は、東京へ・・・総義歯(総入れ歯)の講習会です。
インプラントの時代に入れ歯?!と思うかもしれなせんが・・・
インプラントの時代だからこそ・・・入れ歯で、さらなるステップアップを・・・
実は、僕が歯科医に成った32年前には、インプラントは邪道・・・!
・・・ほんの一部の先生が研究的にやってて・・・皆が白い目で見てた時代です。
入れ歯が主流で、僕もインプラントという言葉さえ知りませんでした。
勤務医になって3年目に、初めてインプラントをやり始めたんですが・・・
当時は、素材も悪く、消毒も術式も、何もかも手探りで・・・
当時としては、ベストだと思ってやってましたが・・・今考えるとゾッとします。
なにしろ大学でさえインプラントの情報がないから・・・仕方なく海外へ・・・!
ドイツやアメリカ、スウェーデンへ・・・その差の大きさに驚いて、帰国すると・・・
大学から講師達が、情報を仕入れる為に来院!・・・立場が逆だって!!
・・・それ程、情報が無かったんです。
そんな時代、僕がインプラントと共に力を入れてたのが・・・総入れ歯でした。
ただ面白かったんです!難しいけど、楽しくて楽しくて!
インプラントが、現代歯科学の最先端技術とすれば・・・
総入れ歯は、職人技が必要な伝統工芸のようなもの!
・・・造る人間のセンスと経験に、大きく左右されます
僕は、長い間インプラントに力を入れて、多くの患者様を治療してきましたが・・・
持病や、骨量の問題、高額な治療費などで、インプラントできない人が多くいます。
この問題を解決できるのは・・・今のところ、良質の入れ歯だけ
さらに腕を磨くしかありません!
頑張って、勉強してきまーす!!
<博多駅から徒歩3分の深江歯科より>
一般歯科、口腔外科、
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