昔と今!どちらが幸せなんでしょうか?!
今朝、コーヒーを飲みながら、雑談をしてて・・・
医者と患者の関係について、ふと思った事が・・・
僕の叔父は、田舎で内科を開業してたんですが・・・
当時、毎日のように往診してて、患者様の家族とも身内のように接してました
電話で「先生、婆ちゃんが具合の悪かばってん、田植えがね~・・往診しとってー?!」
「分かった!そんなら、午後から行っとくけん、鍵ば開けときない!」
「はぁー先生!うちん方に、そげな物が付いとるもんねー!盗るもんなな~もなか!
台所に、先生の好きな里芋の煮つけ、置いとくけん!婆ちゃん、よろしくね!」
だいたい、こんな感じでした。
若い先生達にその話をしてると、「今は、そんなふうには・・・無理ですね~!」
「最近は、あんまり他人の人生に深入りすると、嫌がられるしー・・・」
「それに、ちょっとした事で訴えられるから・・・余計な事は、しない方がー・・・!」と
これを聞いて・・・時代が変わったな~・・・と!
周りと深く係わって生きてた昔と、余計な事はしない今、どちらが幸せでしょう
若手の先生達は、診療より患者様との会話にエネルギーを使うらしく・・・
「気を遣わずに、治療だけに専念できたら、どんなに幸せでしょうねー」と!
彼等に言わせると・・・会話に、エネルギーの50%を使うのだそうです。
人とのコミュニケーションが下手なため、、気を遣い過ぎるんでしょうね、きっと!
携帯と違って人を前にした会話では、表情から判断する事も大切ですが・・・
メールばかりで、そんな訓練が出来てないんでしょうね!
どうも患者様の本当の気持ちを察するのが、苦手のようです。
(僕もよくスタッフを傷つけてるようで・・・人の事はいえませんが )
その事とは別に、世の中のサービス業に対する要求の拡大!という・・・
大変大きな、時には厄介な命題があります。
治療は上手くいって当たり前、他業種以上の対応が要求される時代になりました。
若い経験が少ない医師への風当たりは、一段と強いものがあります。
正直、ちょっと可哀想になる時が・・・!
そんな姿を見てると、「深入りは嫌だ!」という気持ちも分からないではありませんが・・・
自分からそんな壁を作ってると、医者としての喜びを感じる機会も少なくなります!
み~んなが、自分の権利ばかり主張して、自分を守ろうする社会が・・・
住み良い社会といえるのでしょうかねー・・・?!
<博多駅から徒歩3分の深江歯科より>
一般歯科、口腔外科、
インプラント、歯周病、顎関節症、難抜歯(親知らず)、審美、義歯など相談してください。
インプラントや義歯のトラブルもお気軽にどうぞ!