日本の歯科事情!
近頃、歯科技工士に異変が・・・人がいません!
現在1人の歯科技工士に対して、30~50社の求人申し込みがくる事態で・・・
「求人しても誰も来ないんですよー!」と・・・技工所は頭を抱えてます
その上、5年以内の離職率は・・・まさかの、80%!
その背景には、長時間労働と低賃金が・・・
原因が分かってるなら、解決できそうですが・・・そう簡単じゃないんです。
歯科医院が、少しでも安い技工所に依頼しようとするのが・・・悪いのか?!
でも診療報酬が安い以上・・・歯科医ばかりを責めることもできません?!
今、日本では歯科医が増え、結果として競争が激化・・歯科医院の収入は減り・・・
おのずと、技工料が安い所への依頼するように・・・
しかし実際に諸外国と比べて、歯科医の数は本当に多いのでしょうか
人口千人当たり、アメリカでは歯科医1.6人、ギリシャ、カナダは1.2人、イギリス1.0人
ドイツ0.8人、そして日本0.7人でアメリカの半分以下・・・
とても多いとは言えません!
もっともアメリカには、GPという一般歯科医と各分野の専門医がいて・・・
両者が共存してるので、歯科医数が多くても、経営が成り立ってるわけです。
それに、治療費がとにかく高く・・・日本の5~10倍になるんですが・・
日本では、保険で70%カバーしてくれるので・・・実際の患者負担額は15~30倍にも!
アメリカ人が、歯を大切にする理由がよく分かります
歯を大切にするので、歯科医、技工士のステイタスが高く・・・人手不足はありません
そして日本の技工士は?というと・・・もの凄く不足してて、危機的状況です。
では、どうしたらいいのか?・・・おそらく機械が補う事に
これからはきっと、3Dプリンターで歯科技工物を作る事になってきます。
すでに研究が進み、欧米では一部で使われ始めました。
日本では、まだまだ価格的な問題が・・・今の保険制度では無理かも・・
でも近い将来、3Dプリンターで安くできる時代が、すぐそこまできてるのは確かです。
そして、技工士以上に不足してるのが・・・衛生士
こちらも本当に不足していて、どこの医院も苦労してます・・・まさに金の卵!
ただし免許を持ってても、働いてない衛生士さんが多いので・・・
職場改革と待遇改善ができれば・・・どの医院も苦労しなくて済む気がします。
今まで、患者様が通いやすく、スタッフが働きやすい歯科医院を目指してきたので・・・
深江歯科は、何とか人手不足を免れて・・毎日楽しく仕事ができます!
<博多駅から徒歩3分の深江歯科より>
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