重要な転換期80歳を乗り越えよう!
寒中お見舞い申し上げます。今年もよろしくお願いいたします。
皆さんは、8020運動・・・一度は聞いた事があるのでは
80歳で20本以上の歯を残す目標で、歯科医師会が始めた運動ですが・・・
この運動が始まって30年
30周年を記念して、日本歯科医師会が歯科業界の映画を撮影したんですが・・・
その映画が、なんとモナコ国際映画祭でグランプリを受賞しました。
日本では来年の2月15日から公開されるそうです。
青春映画らしいので・・普段、僕は全く観ないジャンルですが・・・
公開になったら、行ってみようと思います
話は8020に戻りますが・・人間の歯は親知らずを除くと、28本なので・・・
8020とは、80歳で8本が抜けた状態という事になります。
統計的に、早く抜けやすい歯を8本選択してシュミレーションすると・・・
上下左右の大臼歯2本ずつ、計8本が抜けるという事になります。
もしこの8本が抜けると想定すると・・・咀嚼効率は30%以下になってしまいます
このように、抜ける歯の部位によっては、20本残ってても満足に噛み砕く事はできず・・・
どうしても、入れ歯やインプラントなどの補助が必要になります。
では、8020は達成できてるのでしょうか?
実際には、程遠い状況で・・やっと80歳で10本が達成されそうなのが現状です
実は高齢者は歯が少なくなってくると、誤嚥性肺炎を起こしやすくなります。
人間は、自分の口から食事をし、自分の足でトイレに行けてる間は元気ですが・・・
肺炎を起こし、口からの食事ができなくなると、あっという間に衰弱してしまいます。
高齢者が一度衰弱すると、体力の回復は本当に難しい!
僕の母が85歳の時、ちょうど20本の歯が残っていましたが・・・
その後、骨折をしたり誤嚥性肺炎を起こしたりして90歳で亡くなる時には・・
1本の歯も残っていませんでした。
人間は、一般的に80歳前後で大きな体力、免疫力の転機を迎えます。
皆さんも皆さんのご両親も、歯科医院へ行ける間にきちんと治療して・・・
出来るだけ長く、自分の歯で食事ができる状態にしておいて下さい
<博多駅から徒歩3分の深江歯科より>
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