臓器を3Dプリンターで作る日が・・!
「3Dプリンター細胞で人体組織!」という新聞の見出しが目に飛び込んできた
樹脂や金属を吹き付けて立体にするのが、3Dプリンターですが・・・
その技術を利用して、細胞を吹き付けて人体組織を作るバイオ3Dプリンターが実用化に向かっています。
肝臓や血管、皮膚、粘膜など比較的簡単な組織が作れるように・・・
例えば、3Dプリンターで人工の肝臓組織作って、新薬開発時の毒性検査に利用する。
新薬を作るには、臨床検査などに約1000億円の費用
がかかるんですが・・
本物の細胞を並べたチップが開発できれば、動物実験などよりもっと正確なデータが入手でき・・
臨床検査のスピードもアップ
し、もっともっと安価に新薬が開発できます。
そのチップ製品に色んな人の細胞を載せれば、新薬がどんな人に有効なのか調べられる。
そうすれば、患者様に最良のオーダーメイドの投薬ができ・・・
今のように、効くかどうか分からない無駄な薬を使う必要がなくなり、医療費も削減
最少の薬で、ピンポイントに最大の効果
が期待できるようになります。
また人工臓器の中でも直ぐにでもできそうなのが、血管で・・・
バイパス手術などの時には、オペ前に3Dプリンターで人工血管を作っておけば・・
足や手から移殖血管を取る必要が無く、手術時間を、グッと短縮
・・
患者様がどんなに楽になることか
また透析の患者様が使ってる樹脂製の管は、詰まり易く交換が必要ですが・・・
人工血管ならそんな心配はなくなり・・・
大動脈解離のオペに使うステントなども、人工血管にすれば親和性が良くなり
事故も少なくなります。
人工血管は、2020年代前半には実用化される見通しで・・もうすぐです!!
もし将来、複雑な臓器も作れるようになれば、癌で侵された臓器を丸ごと交換する事も・・!
臓器移植を待つ間に亡くなるような人も、いなくなります
それどころか、年を取ったら「そろそろ新しい臓器に換えときましょうねー
」なんて日がくるかも!
子供の頃、石ノ森章太郎さんのサイボーグ009を読んでワクワクしましたが・・・
ロボット、AI、バイオ3Dプリンター、再生医療などを組み合わせて・・
009のような世界を、実現する日が来るかもしれません
<博多駅から徒歩3分の深江歯科より>
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