運動会の思い出!
秋は運動会の季節・・昔は、天気が安定してて涼しい秋に開催するのが定番でした。
僕が小学校に入学した昭和36年、周りは80%が農家の子供たちだったので・・
その時期は、稲刈りと重なるため・・・
運動会の日に合わせて、稲刈りを早めたり、遅くしたりしてました
大人にとっても、運動会はその地域の一大イベントで、楽しみの一つでした。
朝早くから、母や祖母が弁当を作り・・
当時は、どこの庭にもあった柿の実を千切って、おやつ代わりに!
弁当は、どこの家もいなり寿司と太巻きが定番!
家々の味があって・・友人と交換して食べた事を思い出します。
滅多に贅沢ができない農家にとって・・運動会は、盆や正月に並ぶ大切なイベントでした
運動場の周りに、地域ごとに(当時は部落と呼んでました)分かれたテントを立てて・・
僕は一ツ木という部落に属してて・・一ツ木の人達は全員そこに集まって応援してました。
親が来れない子は、隣のおっちゃん、おばちゃんと一緒に弁当を食べ・・
当たり前のように、助け合っていました。
部落全体が一つの家族のようだったので・・
小学校卒業するまでは、何十人も兄弟がいるような感覚で・・
よく友達の家で、ご飯を食べたり風呂に入ったりしました
運動会最大のイベントは・・何といっても、地方リレー
部落ごとに1~6年生まで、各学年の代表者を男女1名ずつ出して・・
男子チームと女子チームに分かれての徒競走
全部で7~8チームでしたが、子供が多い時代だったので・・
どの学年も、各チームに足自慢がいて・・本当に盛り上がりました。
優勝賞品は・・・鉛筆1ダースとノート!
僕も6年間で2回優勝・・鉛筆とノートは、部落の同学年で山分け
楽しい時代でした (或る日、年配の患者様との会話の一コマ!)