就寝時のマウスピースがお勧めです!
「歯ぎしりをしてませんか」という質問に、殆どの人が・・・
「いいえ!」か「わかりません!」「言われた事はありません!」と応えます。
一般的に歯ぎしりとは、就寝時に歯をすり合わせて「ギリギリ」音を立てる行為を指しますが・・
実は食いしばりのような、音を立てない歯ぎしりの方が何倍も多いのです。
食いしばりやタッピング(カチカチ音を立てる)を含めると、90%以上の人はやっています。
ただ食いしばりは音が出ないので、本人はもちろん周囲の人間も気が付きません
口腔内の痕跡から、歯医者だけは気付く事が多いのですが・・・
残念ながら自覚症状がないため、患者様が興味を持たないのが現実です
歯ぎしりや食いしばりをやってる時、人間は起きてる時の5~10倍の力で噛みます。
起きてる間は脳がコントロールしてますから、そんな強い力で噛むことはできませんが・・
就寝時、脳が休息・・安全装置が外れてしまい、顎の筋肉が暴走します。
実はこの筋肉の暴走は、精神的ストレス解消のため必要な行為だと言われており・・
むやみに止めるのではなく、上手に力を逃がしてやる事が必要です
それには就寝時に、スプリントと呼ばれるマウスピースを着ける事をお勧めです
長年、歯ぎしりをすると・・歯、歯槽骨、顎関節、筋肉のいずれかに障害が出ます。
歯がすり減ったり、歯周病の進行を促進したり、顎関節を痛めたり・・
前歯が短くなってる人を良く見かけますが・・前歯での歯ぎしりが原因です。
奥歯で歯ぎしりをすると、歯周病によって上の奥歯を失いやすくなり・・
片頭痛や肩こりが酷い人は、食いしばりをしてる事が多いようです。
また歯ぎしり、食いしばりは、顎関節症の原因に・・太った人が膝を壊すのと同じです。
自分の歯や歯茎、関節を守るためにも、マウスピースをお勧めします