口腔ケア意識の世界比較!
子供の虫歯は減り続けてるようで・・・
12歳児の虫歯数が・・・ついに1本を切り・・・0.9本に!
昭和60年には、平均4.63本だったので・・・30年で3.73本減った事に!
本当に、最近の子供達には虫歯を見かけなくなりましたが・・・
12歳児で虫歯が0.9本という数字、実は・・・先進国では最悪!
スイスやオーストラリアの約20年前と同じ数字です。
実は30年前、子供の虫歯数は先進国どころか、途上国と比べても最悪だったんですが・・・
やっと最近になって世界基準をクリア!
でも大人は、まだまだ世界的にみても珍しいぐらい虫歯も歯周病 も多く・・・
虫歯と歯周病は、未だに日本人の国民病と言われています。
なぜ日本の大人達は、口の病気に罹ってしまうのか?
もちろん最大の原因はブラッシング不足で・・・
今でも、1日1回しか磨かない人が、結構多いのには驚きます(男性の30%も!)
日本人は、歯磨きの回数、質ともに諸外国より劣っていて・・・
まだまだ歯磨きにかける時間は、諸外国の半分以下で・・・1日2~3分程度!
先進国では当たり前の、フロスや歯間ブラシのような補助用具は・・・まだまだ少数派
しかも正しく使ってる人は・・・もっと少数!というのが現実です。
こんな事を言ってる僕自身・・・歯医者なのに、一般のアメリカ人より磨いてない!
30年前、アメリカの大学に通ってた頃、ルームメイトのトムがよくフロスを使ってて・・・
デートの前などは、大変な時間を掛けて歯磨き、フロス、リンスを繰り返してました。
この差は、現在の日本と欧米の間でも、まだまだで・・・
残念ながら、口の健康維持に対する意識は・・やっと世界平均に追い付きつつあるかなー
・・・というところでしょうか?!
実際、アフリカや中近東でも日本より、虫歯が少ない国はたくさんあって・・・
ガーナなどは、12歳でなんと1人0.1本・・・日本の0.9本ですから・・・
これは「アフリカでは、甘い物も無いから!」とかいう安直な理由ではなく・・・
あくまで、口の健康に対する意識に差があるようです。
1:昔から日本食は軟らかく、年配者に優しく、歯が無くても食べられますが・・・
欧米では、硬い肉と硬いパン、生野菜ですから歯が無いと不自由します。
2:欧米人にはキスをしたり、頬ずりをする習慣があり口臭が気になりますが・・・
対して日本人には、昔から人に近づく習慣がありません。
3:日本人は口が閉じにくく、口呼吸の人が多いんです。
(口呼吸は鼻呼吸の何倍も、虫歯や歯周病になり易い。)
口の骨格が前突で歯が出てたり、鼻が悪かったりして、口が閉じ難い人が多いようです。
近年、歯の健康と体の健康が直結してる事が、証明され始めました。
健康で長生きのためにも、もう少し口腔ケアの意識を高めましょう!!
<博多駅から徒歩3分の深江歯科より>
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