10年後、インプラントの禁忌は無くなる!
インプラントが根本的に変わろうとしています
今までインプラントの材料は、純チタン+酸化チタンが主流でしたが・・・
ジルコニアが材料として、脚光を浴び始めています。
実際、一部で商品化されたジルコニアインプラントも有るんですが・・・
まだ、臨床実績が十分ではないので・・・
チタンで十分な結果が残ってる以上、まだチタンを使った方が賢明!
多くの会社が商品開発してるので、数年でより洗練されたインプラントが必ず出ます
僕がインプラントをやり始めた30年前には、選べるほど商品がなく・・・
ブレードタイプや人口サファイヤなど平たい形をしたものや・・・
サブペリと呼ばれる、自家製のインプラントをやる先生までいて・・・
いま考えると、ぞっとします!
インプラントはかなり精密で複雑な構造、しかも極端な耐久性が必要で・・・
自家製インプラントなんてありえない!・・・現在では常識ですが・・・
当時は、科学的なマニュアルすらなく・・・世界中の先生が手探り状態でした。
当然、失敗率が高く2~3年で、ダメになるケースも・・・
そこで世界中の先生が、失敗ケースを持ち寄って改良・・・僕もスウェーデンへ行きました!
形や材料、表面構造などが、医科学的に裏打ちされ現在のようなインプラントに
現在では、どのメーカーもそれほど変わりはなく・・・
トヨタや日産、ベンツに大差はないのと同じで・・・10年は機能します。
ただ、20年以上になると、差が・・・そこも車と同じ
ちゃんとした先生にちゃんとしたインプラントをしてもらえば・・墓場まで持っていけます。
今はインプラントの99%がチタン製です。
チタンは金属の中では、丈夫で腐食しにくく生体親和性が高いためインプラントには最適・・・
・・ですが、金属色のため、歯茎の外に透けて黒く見えたり・・・
骨としっかりくっ付くまで時間が掛かる(3~6ヶ月)欠点があります。
もう一つ、一番気になるのが金属アレルギー
チタンアレルギーは非常に少ない・・・でも0.5%前後の人が持っています。
ジルコニアは硬くて無色なので、歯茎が黒くなることもなく、
組織親和性が高いので骨と付くまでの時間が短くて済みます。
酸やアルカリで腐食せず、体内でも安定してるのでアレルギーも少ない。
インプラントの材料としては、最高の素材ではないでしょうか?!
今までインプラントが骨に付き難かった患者様には、楽しみな材料です
例えば、骨粗しょう症や糖尿などの持病がある人!
また骨の量が少ない患者様は、人口骨で骨を作ってからインプラントオペをしますが・・・
骨に接着しやすい素材なら、骨の作成とインプラントオペを同時にできる・・
患者、術者ともに楽です
さっき僕がサイナスリフト(骨を足す手術)した患者様も、10年後なら・・・
<博多駅から徒歩3分の深江歯科より>
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