お喋りをして、誤嚥性肺炎を防ぎましょう!
皆さんが年を感じる時って・・・どんな時ですか
僕は、テニスをやるんですが・・・手だけが出て足が追い付かなくなってきて・・・
その上、終わった後・・・体のあちこちが痛い!・・情けないですねー!!
一緒にプレーしてると、10~20代の人達の動きはパワフルで・・・惚れ惚れします
でも、年配者が負けるとは限らないのがテニスの面白さで・・・
僕も40~50代のおばさん達に、しょっちゅう負けています
おばさんパワー恐るべし
歯科において年を感じるといえば、歯周病 が思い浮かびますが・・・
最近、問題になってるのが・・・年と共に多くなる、誤嚥!
皆さんも食事中にむせた経験はありませんか
誰でも1度はあると思いますが、中には若くてもしょっちゅうむせる人が・・・
むせ易い人とむせ難い人・・・この差はどこにあるんでしょう
人間は、気道に食べた物が入らないように、まず喉頭蓋がふたを閉じ・・・
その上で、左右の声帯がキュッと引き締まり中央の声門をを塞ぎ物の侵入を防ぎます。
つまり二重のセキュリティーが働いてるわけです。
ところが、生まれつき声帯に異常があったり、声門が緩かったりして・・・
食事だけじゃなく、水や唾液まで誤嚥してしまう人がいます。
若くても、よく食事中にむせて咳き込む人がいるのは・・・そういう理由です
もちろん健康な人でも、喋りながら食べてるとタイミングが合わず咳き込むことが・・・
年を取ってくると、誰もがむせ易くなりますが・・・
これは、年と共に声帯の筋肉が緩む事が大きな原因です。
普段から声を出して、大いに声帯を使いましょう
皆さん年齢と共に足腰が衰えますが・・・同様に舌や口、飲み込む筋肉も衰えます。
そうすると、飲み込むタイミングが変わって・・・咳き込む
その他に、隠れ脳梗塞などで脳の機能が低下して・・・むせて咳き込む事が・・
これには気を付けてないと、命に係ります
そして一番怖いのは、誤嚥性肺炎で・・・
人間は、誤嚥すると、咳き込んで異物を出す防御機能を持ってますが・・・
高齢になると飲み込む筋肉も衰えて、少しの物を誤嚥しても反応しなくなります。
こうして誤嚥したのに気付かず、肺炎を発症するのが誤嚥性肺炎です
予防のために、若いうちから良く噛んで、喋って、口周りの筋肉をしっかり使って下さい
カラオケやお謡い、コーラス、詩吟など声を張り上げる趣味をお勧めします。
<博多駅から徒歩3分の深江歯科より>
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