(山下ブログ)Floss or die
当院は小児患者さんが基本的にいらっしゃらないので、大人の治療が多くなっています
大人の場合、虫歯の殆どが咬む面ではない場所にできています
(一般的に虫歯は咬む面にできているイメージが強いと思います)
これは、歯が生えてから成人するまでの間に石灰化が進み、通常の歯磨きをしていれば虫歯になることが減るからです
しかし、通常の歯磨きでは歯と歯の間の汚れは取れていないことが多いです
よって前回のブログでも取りあげましたが、大人の場合歯と歯の間の虫歯が多くなります
そして歯と歯の間の虫歯は患者さん本人はもちろん、僕達でも見つけにくい事があります
↑ レントゲンで一番右の歯と真ん中の歯の間に虫歯が出来ています
神経に達しており症状も強かったため神経を取らざるをえませんでした
↑ 上の前歯の裏側ですが、表からは分からなかった虫歯が裏から透けて見えています
この歯は虫歯をとってプラスチックで詰める治療ができました
今回の題名の「Floss or die」ですが、アメリカ歯周病学会が発表したキャンペーンのスローガンです
意訳すればフロス(歯と歯の間に通す糸)をしなければ歯周病から病気になって死に至るということです
今回は虫歯をとりあげていますが、磨き残しが有れば歯周病にもなります
歯周病はさまざまな全身疾患との関係があるといわれています
歯周病に関して詳しくはまたお話しするとして、
とにかくフロスや歯間ブラシは歯周病にも虫歯にも重要なので、面倒かもしれませんが頑張りましょう!
歯磨きも、フロスなどの使用方法も難しいので出来る限り指導させて頂きますが、
疑問等があれば来院時にお気軽にお尋ねください!
<博多駅から徒歩3分の深江歯科より>
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