歯周病ですが・・・インプラントできる?!(院長)
歯周病 は、日本人の国民病
30歳以上の国民の80%が、罹っていると言われています。
そこには、ちゃんとした理由が・・・!
日本人が、他の先進諸国より歯磨きが悪いというのは、事実ですが・・・
理由は、それだけでは・・・
日本人は農耕民族で、昔から煮炊きして軟らかくした物を、食べていました。
米をごはんに・・魚を煮魚、焼き魚に・・根菜を煮物にして・・・!
欧米人が、硬い肉、硬いパンを20世紀の後半まで食べてたのとは対照的です。
長い間に日本人の歯は、歯根が小さく退化していき・・・
仏教の影響で肉食をせず、乳製品もあまり口にしなかった為・・・骨も細く弱くなりました。
その名残りで、未だに日本人の顎骨は他の民族より細く、歯根も小さく弱い
世界中で最も、骨格がきゃしゃなのでは・・・
この事は、日本人が歯周病 で歯を失いやすい大きな原因になっています。
元々きゃしゃな顎骨なのに、その上、歯周病で骨が融けるので・・・
歯が抜ける頃には・・・ますます細く弱弱しい顎骨に!
ですから、日本人へのインプラントは、本当に難症例ばかりで・・・
どこの国の先生も、日本人の患者様を診断すると、頭を抱えます。
世界一、難症例インプラントの人口が多い国ではないでしょうか?!
特に上顎の骨は軟らかい為・・・歯周病 になると、殆どの骨が無くなってしまいます。
ですから上顎では、サイナスリフトやGBRと呼ばれる骨造成をよくやります。
昔は、下顎骨や腸骨から骨を取って上顎へ移植してましたが・・・
今は、人口骨を使う事が多くなりました。
僕も、昔は下顎から上顎への移植をしてましたが、患者様のダメージがとても大きくて・・・
大変、痛い思いをさせていました
最近は、人口骨しか使わなくなり・・・患者様も僕も、本当に楽になりました。
先週末にもサイナスリフトをしましたが・・・腫れはあっても、そんなに痛みません!
その患者様は、「何より苦しいのは禁煙」だそうで・・・ただ、奥様は大喜びだそうです!!
来週も同じオペが入ってますが・・・
今回は新しい機械を使って、人口骨の種類も変えてオペをすることに・・・
より簡単に、より良い結果が出るように、新しい機械や材料はどんどん取り入れます
<博多駅から徒歩3分の深江歯科より>
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