日本では、インプラントによる事故が増えています!
インプラント手術による、死亡事故の記事がありましたね!
実際には、2007年に死亡事故を起こし、今年、書類送検されたというもので・・・
早速、患者様からの質問がありました。
「そんな事が、ちょくちょくあるんですかー?!」・・・
「そんな事は有りません」 死亡事故がちょくちょくあったら、大変です。
しかし、一歩間違えば・・・という事故が、時々、学会では報告されていて・・・
今回の事故は、下顎の奥歯の部分で起きています。
実は、この部分には、下歯槽管というストローのような管が、通っています。
ここに、血管や神経が収まってるんですが・・・
その中の、動脈を、ドリルで傷つけてしまったようです。
ただ、死因は、出血による失血死ではなく・・・窒息死
下顎の骨の中にある、動脈から多量の出血があり・・・
それが、口腔底に拡がり、組織を圧迫・・・喉を塞いでしまったようです。
こういう事故は、解剖学に精通していれば、未然に防げたかもしてません。
僕が、インプラントを学んだアメリカでは、遺体を使って練習をします。
医師であれば、自分で遺体を買って、好きなだけ練習でき・・・
実際に、僕も、歯が無い遺体の、頭部だけを買って、何回も練習しました。
残念ですが、日本では、そんな事はできません。
殆どの歯科医は、いきなり患者様で実践・・・!
だから、失敗も事故も多くなります。
日本でも、もっと実践的なインプラント教育を、歯科大でやるべきです
今週金曜日からインプラント学会へ・・・こういう事故を起こさないためにも・・・
<博多駅から徒歩3分の深江歯科より>
一般歯科、口腔外科、
インプラント、歯周病、顎関節症、難抜歯(親知らず)、審美、義歯など相談してください。
インプラントや義歯のトラブルもお気軽にどうぞ!