子供は虫歯、大人は歯周病に気をつけよう!
歯科疾患は、子供と大人で注意する病気が違います
子供の時、もっとも注意が必要なのは・・・虫歯と歯並びですが・・・
大人になってからは・・・歯周病 や顎関節症が重要になります。
子供時代は、とにかく虫歯になりやすい!
乳歯も永久歯も、エナメル質が薄く軟らかいため・・・容易に虫歯に感染します。
ところが大人になるとエナメル質が厚く硬くなり・・・簡単には虫歯にならない
大人の虫歯は、殆どがまだエナメル質が軟らかい10代~20代にかけて罹患・・・
10~20年かけて大きくなり・・・30代~40代で発見され、治療することに・・・。
また50代以降は、若い時に治療した詰め物の下で進行する2次的な虫歯が多く・・・
無痛のまま大きくなり、神経に到達・・・神経を取り除く羽目に!
誰もが思い込んでる虫歯=痛み!という認識は間違いです
虫歯は慢性の疾患ですから・・・通常は無痛のまま進行します。
稀に急性へと変化して痛みが・・・そのあまりの激痛に、虫歯=痛みという認識が・・・!
次に歯茎ですが・・・子供には歯周病 はありません・・・歯肉炎はありますよ~!
歯肉炎は、歯磨きの不足などで、歯肉が炎症を起こす病気ですが・・・
歯周病 と違って、骨には影響はありません
大人が歯茎の病気に罹ると、歯肉だけに止まらず・・・
破骨細胞によって骨が破壊され・・・放っておくと歯がグラグラに!
それに比べ、子供は増骨細胞が活発なので歯周病 にはなりません
では顎関節症はどうでしょう?
顎関節症といえば大人の病気だったのですが、最近では中高生が・・・
原因は、悪い歯並びと受験などのストレス!
また大人の歯周病 と顎関節症の間には、おもしろい関係が・・・!
歯並びが悪いと、顎関節症にも歯周病にもなり易いはずです・・・が
不思議なことに・・・歯並びが悪く歯周病の人に、顎関節症は少ない
歯周病 になると歯が動揺して動く・・・これがクッションになって・・・!
食べる時、多少噛み合わせが悪くても・・・関節に大きな力が加わらない
…結果、顎関節症を発症し難いのです。
これは入れ歯でも同様で・・・入れ歯が動いてでクッションになるため・・・
少々噛み合わせが悪くても、関節に負担は掛りにくく・・・
実際、入れ歯で顎関節症の人は、診たことがありません
人間、何が幸いするか分かりませんね!
<博多駅から徒歩3分の深江歯科より>
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