(山下ブログ)ダイレクトボンディングの利点、欠点
先日行ったダイレクトボンディング(プラスチック治療)の一例です
1回当たりの時間は少しかかりますが、間接法(型をとって詰める方法)が2回なのに対して1本につき1回で終わります
(極稀に虫歯がかなり深くて虫歯の除去に時間がかかる場合は、2回に分けることもありますが・・・)
ちなみに術前
これを間接法で白く治療するとなると、かなり大きく削らなければいけません
間接法はどうしても詰め物を上からはめ込む形なのと、詰め物の強度や形を考えると削る量が多くなります
直接法のダイレクトボンディングの場合、流し込んで固めるので最小限の削除量で済みます
最近極力天然の歯を削らないよう、ダイレクトボンディングをお勧めしているのですが、
間接法よりもこちらを選択してくれる患者さんが増えてきています
ただし間接法のセラミックに劣る点としては「着色」が挙げられます
セラミック(陶器)は着色せず汚れも付きにくいのですが、プラスチックはどうしても着色してきます
ですが、着色した部分も研磨すればとれてくることがほとんどです
気になる場合は部分的に盛り足したり修正することも可能です
また技工士さんではなく、歯科医師が直接お口の中で作るので、
その形や審美性は歯科医師の技量に大きく左右されます
僕もセミナーに出席したり、練習したりしてもっと技量を上げたいと思っています
長い時間集中して詰めるので僕は疲れますが(笑)、極力削らずきれいに治せるので
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<博多駅から徒歩3分の深江歯科より>
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