(山下ブログ)糖尿病と歯周病
「炎症」という言葉を聞いたことがあるかと思います。
なにやら怖いもののような響きだと思いますが、歯周病もこの「炎症」です。
しかもいよいよ歯が大きく揺れたり、抜けそうになったりするまで症状の出にくい炎症です。
全身の病気に比べると軽視されてしまいがちで、歯磨きも短時間で朝だけなんて方も多いと思いますが、
歯周病はばい菌による炎症が口の中で常に起きている状態と考えると、怖い病気だとわかると思います。
最近この炎症である歯周病と様々な全身疾患との関係がとりだたされています。
特に、これは最近ではなく以前からですが、糖尿病との関係は強いといわれています。
例えば糖尿病情報センターのHPには「歯周病と糖尿病の深い関係」というページがあり、
歯周病に関して詳しく説明されているほどです。
そのページにも歯周病で炎症に関連した化学物質が血管を経由して体中に放出されていることが
糖尿病を発症させたり進行させたりする原因になっていると述べられています。
糖尿病の方が歯周病治療をすると、糖尿病薬を1種類服用するくらいの効果があるともいわれています。
初めにも書きましたが、どうしても口の中の症状は軽視されがちです。
例えば体のどこかで頻繁に出血していたら必ず病院に行くと思いますが、
歯茎からの出血はあまり重大と思われません。
糖尿病以外にも様々な病気との関りがある歯周病、できるだけ早いうちにケアするようにしましょう。
<博多駅から徒歩3分の深江歯科より>
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