歯磨き、入れ歯洗浄で、誤嚥性肺炎を防ぎましょう!
被災地で、お年寄りの誤嚥性肺炎が、発生し始めているようです。
誤嚥性肺炎は、主に抵抗力の無いお年寄りに、起こりますが・・・
口の中に常時存在する細菌が、間違って肺に入って起こる肺炎です。
阪神淡路大震災の時も、せっかく命が助かったお年寄りが、大勢亡くなりました。
風邪の時の肺炎との違いは・・・
肺炎を起こす菌が、いつも口の中にいる常在菌だということです。
人間にとって、普通は害の無い菌によって、肺炎が起こります。
つまり、日常存在する菌の数では、なかなか肺炎までは起こらないし・・・
多少、菌が増えても、体に抵抗力があれば、肺炎には至らないのが・・・普通です。
しかし、長く寝たきりになって、歯磨きや、入れ歯の手入れが出来ないと・・・
くっついた食べカスの中で、常在菌が繁殖して、莫大な数になり・・・
寝てる間に、肺へ入り込んで、肺炎を起こすんです。
若い人なら、どんなに常在菌が増えても・・・抵抗力があるから問題ない!
しかし、普段悪さはしない常在菌でも、お年寄りにとっては・・・怖いんです。
そこで、出来るだけ口に中を、清潔に保つことが大切!
歯磨きや、入れ歯の洗浄ができれば、一番良いのですが・・・
出来ない状況下であれば、入れ歯を外して水洗いや、食後のブクブクをだけでも・・・
もし、水が少ない状況なら、食事の最後に飲料水やお茶でブクブクして・・・
・・・そのまま、飲み込んじゃってください
飲料用と洗浄用、両方に使え・・・一石二鳥です
誰ですか!汚いなんて・・・けっして汚くありません。
胃酸は、PH1~2の塩酸で・・・この中で、生きてられる常在菌はいません
皆さんは、インフルエンザ予防で嗽をしますが・・・実は・・・
・・・菌が喉に付いて、15分以内でないと、効果がありません。
それより、常時、お茶や水を飲んで、胃の中へ流し込んだ方が、効果は大きい
インフルエンザの菌だって、胃酸の中では、生きてられないんです。
ですから、お年寄りには、出来るだけ水分を取らせて・・・
汚れと細菌を、胃へ流し込んであげてください
<博多駅から徒歩3分の深江歯科より>
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