歯科治療の時、気を付けたい骨粗しょう症!
1週間前、母が腰椎圧迫骨折で 入院!
花瓶を持ち上げようとして、痛みが・・・最初、ぎっくり腰という診断でしたが・・・
(実はこの花瓶・・・僕が作ったもので・・・下手だから重たかったようです)
いつまでも治らないので、CTを撮ったら骨折が判明
最近、こういうお年寄りが多いようです。
殆どが、80歳を超えた女性ばかりで、男性は少ない!
特に日本の女性に多発してて・・・なぜ
女性は閉経後、女性ホルモンのエストロゲンが減少します。
エストロゲンには、骨からカルシュウムが溶け出すのを抑える働きが・・・
これが減少すると、骨を作る量より溶け出す量が多くなり・・・骨粗しょう症に
このメカニズムは、世界中の女性共通ですが・・・
日本では戦争の為・・・80歳前後の人は育ち盛りの時期に、食糧事情が悪かった。
その上、日本人には、肉や乳製品を食べる習慣もなく・・・栄養不足でした。
年寄りは皆、大変な時代を乗り越えてきたんですね!
現代人は栄養状態も良好なはずなんですが・・・
なぜか若い年代の骨粗しょう症が増えています。
原因は、ダイエットと、運動不足!
成長期の子供時代に、お菓子ばかり食べて栄養不足のまま過ごし・・・
おまけに、外で遊ばないので・・・代謝が悪化
本来は、成長期に骨内カルシュウムの蓄積をたっぷりして・・・骨を丈夫に・・・
ところが蓄積がない状態で大人になり・・・ダイエットするから・・・骨粗しょう症に!
若いのに、簡単に骨が折れてしまう人が多くなっています。
骨粗しょう症の人は、歯科治療の時にも注意して下さい
治療薬としてビスフォスフォネート製剤を使いますが・・・
この薬を使用してる人が口腔内の治療をすると・・・腐骨を形成することがあります。
腐骨とは・・・簡単に言うと、骨髄炎で骨が壊死して、塊で剥げ落ちる病気です。
ただし、発生率は低く、ビスフォスフォネートを注射してる人で、1%・・・
薬として飲んでる人で、0.01~0.04%です。
ただし、歯科治療をした場合・・・発生率が10倍近く跳ね上がりますので・・・
・・・必ず、歯科治療前に、歯科医に伝えて下さい
<博多駅から徒歩3分の深江歯科より>
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