1回で使う歯磨き粉の量は・・・?!
「歯磨き粉は、どの程度付けたら良いのでしょうか?」
答えは簡単そうで、歯科医の見解が分かれる質問です!
僕が子供の頃には文字通り歯磨き粉は粉でした
歯ブラシを濡らして、粉が入った缶にペタンと付けると、一定の量がくっ付くのですが・・・
この方式だと、なかなか歯磨き粉が減らず・・・売上が伸びない
そこで、メーカーはもっと売れる方法を考え・・・
衛生的で便利という名目で、金属のチューブに入った練り歯磨きが生まれました。
この頃の歯磨き粉の成分は・・・クレンザーと大した違いはありませんでした。
どの歯磨き粉も、研磨剤が主成分で・・・
いかに効率良く色素やタバコのヤニを落とせるか?!が最大の使用目的でした。
その後、歯磨き粉に期待する効用が・・・虫歯や歯周病 の予防へと変化し・・・
最近では、予防のためフッ素が入った歯磨剤が殆どです。
それとは逆に、研磨剤は歯を削ってしまうので、最近では少な目の配合になってます。
ですから、歯磨き粉の使用量に関する考え方も・・・最近では変わりつつあります。
ちょっと前まで、歯磨き粉は1日に1回だけ付けて、2回は歯ブラシだけでと言ってました。
しかし、フッ素の配合が増え、研磨剤が減ったため・・・
少しだけなら毎回付けた方が効果的かも!?と言われ始めています。
ただ歯磨き粉を付けると、長時間磨くことが難しいので・・・
歯ブラシだけで、少しだけ長く丁寧に磨いて・・・
その後、歯磨き粉を付けて短くざっと磨くのが良いと思います。
風呂に入りながら、テレビを観ながらの・・・ながらブラシがお勧めですが・・・
歯磨き粉を使わなければ、少々長く磨いても苦になりません
3回のうち1回だけは、長い時間を掛けて磨いてください
結論として、歯磨き粉は毎回使ってもいいけど、少なめに・・・(歯ブラシの横幅程度!)
いくら研磨剤が少ないとはいえ、フッ素をはじめ多くの人工物が入っていますので・・・
体のことを考えると、少な目の使用をお勧めします
(フッ素は少量せあれば害はないだろうと言われてましたが、決して無害ではないようです。
水道水をフッ素化していた国々も、最近見直しつつあります。)
<博多駅から徒歩3分の深江歯科より>
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