顎関節症についての知識part2!
・・・昨日のつづき・・・
顎関節症の原因になる不正咬合(悪い噛み合わせ)は・・・
・・・現代人であれば、ほぼ100%と言っていい程、誰でも持ってる状態です。
原始時代の骨格標本をみると・・・
・・・どの標本も、大きな顎に、すり減った歯がビッシリ、整然と並んでいます。
おそらく、この時代には、顎関節症なんてなかったことでしょう!
人間が、物を調理して食べるようになって、徐々に・・・
本当に少しずつ、人間の顎は退化して、小さく貧弱になっていきました。
勿論、歯も退化して、貧弱になる傾向にあるんですが・・・
・・・顎の、骨や筋肉の退化速度の方が、速い!!
そこで、歯は並びきれずに、少しずつ不正咬合が多くなってきてる訳です。
実際、現代人だけを比較しても、年配者になるほど歯並びがいい。
国別の比較でも、最も悪い歯並びの人種は、日本人です。
この事から、日本人が、いかに柔らかい食べ物を好むかが分ります
ここ数年、諸外国に出かけて、患者様を診る事がありますが・・・
やはり西洋人は、日本人より立派な顎の骨格をしています。
同じ東洋人でも、年配の中国人の顎は、本当に立派です。
しかし、若者はというと・・・都会の若者では、日本人と変わりません!
やはり、顎が細く歯並びが悪い!!
ただ、日本人より許容範囲が広いようで・・・顎関節症の人は少ないようです
つまり世界中で、最も貧弱な顎をしてるのは・・・日本の若者という事です。
・・・つづく・・・
<博多駅から徒歩3分の深江歯科より>
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