(山下ブログ)その症状、もしかしたらTCHのせいかも?!
最近顎関節症に関する話題でよく聞くのが「TCH」という言葉です。
TCHとはTooth Contact Habitの略で、日本語で歯列接触癖といいます(そのまんまですが(^^;))
つまり上の歯と下の歯を持続的に接触させる癖の事をいいます。
幼少期から「口を閉じるように」と教育されていることが多く、歯もくっつけて
おかなければいけないと思っている方も多いです。
しかし、実は通常リラックスしている時には上の歯と下の歯は少し離れているのです。
また、よく顎関節症の方で夜間や日中食いしばっているという自覚がある方がいます。
強く食いしばっている場合疲れますし、自覚しやすいです。
しかし、上の歯と下の歯が接触している程度だと無意識に長時間続いている場合があります。
この場合、小さな力ですが持続することによって負担が増えていきます。
すると顎関節や筋肉に疲労が出るほか、歯にも影響が出てかみ合わせた時の痛みや、
知覚過敏がでることもあります。
歯周病の悪化の原因にもなっているという話もあります。
また、このTCHを改善することで夜間の食いしばりや歯ぎしりが減るというデータもあるようです。
このTCHの改善の仕方ですが、「接触している時間を減らす」というものです。
接触しないように意識しすぎると今度は口を開ける筋肉が疲労してしまったり、
痛んだりする可能性があるので、
「接触していると気づいたら離す」
ことが大事です。
他にはリマインダーと言って、付箋などをテレビやPCに貼り、
それを見たら歯を離す習慣をつける方法もあります。
上記の症状が気になる方は一度お試しください!
<博多駅から徒歩3分の深江歯科より>
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