(山下ブログ)詰め物や仮蓋がとれたまま放置していると・・・
「数年前に入れた銀歯がとれた」「根の治療の途中で中断して仮蓋が取れた」
こんな状態のまま放置していると、その歯を失うことになってしまうかもしれません。
詰め物や仮蓋が取れると、歯の象牙質(表層のエナメル質の中の層)が露出した状態になります。
エナメル質よりも象牙質は虫歯になりやすく、その進行も早いです。
しかも取れたあとは汚れや食べかすが詰まりやすい状態・・・。
その結果虫歯が急激に進み、気づいたらもうその歯が保存できない状態になっていることが多いです。
銀の詰め物が取れたからといってその日に必ず処置しなければいけないわけではないですが、
少なくとも1~2週間の間には処置を受けた方がいいでしょう。
神経が生きている状態の詰め物であれば虫歯が進んだら冷たいものがしみたり、痛んだりします。
詰め物が取れて放置していたら神経をとらなければいけなくなるのはこんな状況です。
神経をとって根の治療途中である場合は特に痛みが出ないので、やっと治療を受けようとしたら虫歯で
歯がボロボロということになってしまいます。
今年に入ってからもそんな状況で抜歯をせざるを得ないという例がいくつかあります。
先日も神経のない歯の根の治療から長い時間がたち、虫歯で抜歯せざるをえないケースがありました。
一番いいのは治療を中断しないことです。
しかし、中断してしまって行きづらいということもあるでしょう。
そんな時でも自分の歯を守るために早めに受診してください。
その歯医者と合わない、どうしても予定が合わないなどの場合でも、
他の歯科医院でもいいので受診して放置しないことが大事です。
<博多駅から徒歩3分の深江歯科より>
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