(山下ブログ)歯と歯の間の虫歯2
先週に引き続き、今回も歯と歯の間の虫歯について書こうと思います。
度々とりあげていますが、大人の場合歯と歯の間の虫歯の割合が非常に多いです。
しかもかけたり、症状が出たり、見た目でわかったりする頃には非常に大きくなってしまっている
ことが多いのが難点です。
この写真の前歯の間には虫歯がありますが、正面から見てもわかりません。
また、冷たいものがしみるなどの自覚症状は一切ありません。
こうなると自分では虫歯の存在には気づかないのです。
しかし裏側から見てみると・・・
大きな虫歯が黒く透けて見えるのがわかると思います。
僕自身もそうですが、鏡の前で自分の歯を観察してもほぼ一方向からしか見えませんし、
虫歯は非常に見つけにくいです。
しかし、歯科医院で明るい光でいろんな方向から観察すると虫歯がみつかることが多いのです。
少し削ってみると・・・
やはり中は虫歯になっていました。
この虫歯はかなり大きかったのですが、何とか神経をとらずに済みました。
(大きい虫歯の場合、かなり時間がたってから痛みが出て神経をとらざるを得ないこともありますが・・・)
このように意外と気づかず症状もないことが多い虫歯、予防に大切なのは歯磨きももちろんですが、
フロス(糸)をよく通しておくことです。
また定期的に歯科医院で検診を受けて、もし虫歯ができたら小さいうちに発見し、
治療が必要な状態なら早期に治療を受けることが重要です!
<博多駅から徒歩3分の深江歯科より>
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